営業資料からPR動画を作るには?6ページの情報を89秒の動きに変えた実例
アライアンス株式会社の6ページの営業資料と公式サイトをもとに、文章で説明されていた課題・機能・相談の入口を89秒の画面の動きへ変えた制作実例を紹介します。顧客確認で冒頭の画面と音楽が変わった過程も扱います。

営業資料をそのまま読み上げず、情報の関係を動きにする
営業資料には、課題・機能・導入後の変化・問い合わせ方法がページごとに整理されています。動画化するときは全ページを読み上げるのではなく、誰が困っていて、何が集まり、仕事がどう変わるかを一本の流れにします。ここでは、アライアンス株式会社の6ページの営業資料と公式サイトをもとに作った89秒の紹介動画を例にします。掲載許諾を得た顧客案件で、採用版はv5です。資料の枚数をそのまま秒数に置き換えるのではなく、同じ問題や解決策を一つの場面にまとめます。
動画は撮影していません。画面と動きは生成AIに描かせずコードで組みました。営業資料の画面をそのまま使うのではなく、資料の文章と公式サイトの説明から画面を作っています。動画内の会社名・顧客名・案件名は架空です。営業資料の内容を画面にした場面と、資料を根拠に新しく作った説明画面を区別して見られる構成です。ここでは制作工程と顧客確認の変化を紹介します。
6ページの説明を、6つの場面へ置き換える
営業資料
動画- 01担当者ごとに案件が閉じている課題を、カードが別々に浮かぶ画面へ変える
- 02会議資料が不要になる説明を、紙の資料が消えて同じ案件ボードを見る会議へ変える
- 03マルチデバイス対応を、スマートフォンに交渉履歴が一行ずつ追加される場面へ変える
- 04公式サイトにあるAIの説明を、Claude Codeが資料を読み査定書を作りNotionへ反映する場面へ広げる
- 05サイト冒頭の「人を増やさず、案件を増やす」を問題解決後の山場に置く
- 06資料にあるZoomでの説明を、実際の画面を見られる無料デモ30分という締めにする
この置き換えでは、資料の言葉を別の主張に変えず、文章で見えにくかった関係を案件カード、会議画面、スマートフォン、作業ログの順に見せています。公式サイトの説明を使った場面と、制作側で作った説明画面を分けて見ることで、資料から動画へ変わった部分が分かります。今回の製品画面は取り寄せず、制作側で作った画面です。 ページ数を減らすことではなく、情報同士の関係を見える順に並べ替えるのが動画化の中心です。元資料へ戻れるよう、動画で要約した部分と詳細を確認するページも対応させます。
顧客確認で、見た目と伝わり方を直す
89秒版を顧客に確認してもらったあと、冒頭のLINE画面をメールの受信トレイへ替えました。もう一つは、強く不安をあおる音楽を、前半は穏やかで後半に明るく開けるピアノへ変更したことです。音楽は3案を作って比べ、採用版v5に反映しました。資料を動画にする場合も、資料の正しさだけでなく、画面の前提や音の印象がサービスの説明と合っているかを確認します。
依頼前に、元資料の版、動画で必ず残す文言、資料にない補足をどの公開ページから取るか、掲載場所と尺、確認担当を決めておくと比較しやすくなります。営業資料を動画にした後の問い合わせ数は、この制作記録では扱っていません。この記事では、6ページの情報を89秒の構成へ整理し、顧客確認を経て公開版にした工程を紹介します。資料を更新したときに動画も更新するのか、動画だけで使う表現を誰が承認するのかまで決めておくと、公開後の食い違いも確認しやすくなります。
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