Seedance APIで動画を作る|生成・待機・費用の記録
Seedance 2.5をAPIから呼び出して画像から5秒の動画を3本作った記録です。リクエストの中身、完了までの待ち時間、解像度ごとの費用、同じ画像で作ったKlingとの違いを説明します。

Seedance 2.5をAPIから呼び出し、静止画1枚から5秒の動画を作りました。費用は720pで1本約2.31ドル、480pで約1.03ドルで、3本の合計は約5.65ドルでした。送信してから動画を取得できるまでには、短いもので約4分、長いもので約14分かかっています。
この記事では2026年10月14日に作ったこの3本を例に、リクエストの中身・完了までの待ち方・費用の計算・同じ画像で作ったKling 3.0 Proとの違いを説明します。元の画像は、制作ノートの記事「Higgsfieldの使い方」で作ったコーヒーのサンプルと同じものです。
Seedance APIを呼び出した経路と料金
- モデル
- Seedance 2.5(画像から動画)
- 経由したサービス
- Higgsfield API(ByteDance公式のAPIではない)
- 料金の目安
- 1秒あたり480pで約0.21ドル、720pで約0.46ドル、1080pで約1.14ドル
- 今回の費用
- 3本で約5.65ドル(上限は8ドル)
SeedanceはByteDanceの動画生成モデルで、使えるサービスはいくつかあります。今回はHiggsfieldのAPIからモデル名 bytedance/seedance-2.5/image-to-video を指定して呼び出しました。料金・待ち時間・使える設定は経由するサービスごとに違うため、この記事の数値はHiggsfield API経由で2026年10月14日に使ったときのものです。
リクエストの中身と音声の扱い
POST https://api.higgsfield.ai/bytedance/seedance-2.5/image-to-video
{
"prompt": "Slow forward aerial drift over the coffee shrubs, mist drifts
through the valleys, sunrise light slowly grows, realistic motion",
"image_url": "https://.../c4.png",
"duration": 5,
"resolution": "720p",
"aspect_ratio": "16:9",
"output_format": "mp4",
"generate_audio": false
}generate_audio を false にしたので、できた動画には音声が入っていません。同じ画像から作ったKling 3.0 Proの動画には音声トラックが付いていたので、編集では音を消して使いました。音楽や効果音は別に作るつもりなら、最初から音声を生成しない指定にしておくと扱いやすくなります。
Seedanceの費用は見積もりの式から計算する
Higgsfield APIには、生成する前に費用を返す見積もりの機能があります。Kling 3.0 Proでは金額(5秒で0.84ドル)がそのまま返ってきましたが、Seedance 2.5では金額ではなく料金の計算式の説明が返ってきました。そこで説明文の式を使い、送る前に金額を計算しています。
import math
SIZE = {'480p': (854, 480), '720p': (1280, 720)}
def usd(res, seconds=5):
w, h = SIZE[res]
tokens = math.ceil(h * w * seconds * 24 / 1024)
return tokens / 1000 * 0.0214
usd('720p') # 2.311
usd('480p') # 1.028計算した金額を記録し、合計が上限の8ドルを超える生成はスクリプトが送信前に止める作りにしました。実際に返ってきた動画は720pが1280×720、480pが854×480で、計算に使った大きさと同じでした。
送信から完了まで待つ方法と実際の待ち時間
送信するとすぐに request_id と status_url が返り、状態は queued でした。動画ができるまでは status_url を約20秒ごとに確認し、状態が in_progress から completed に変わったら動画のURLから取得します。
status = call(receipt['status_url'])
if status['status'] == 'completed':
download(status['video']['url'])- 480p ハンドドリップ
- 約4分24秒
- 720p ハンドドリップ
- 約7分53秒
- 720p 高地の畑
- 約14分
- 失敗
- 3本とも1回目で完了
待ち時間は送信から取得できた確認までの時間で、確認の間隔の分(約20秒)だけ誤差があります。同じ720pの5秒でも約8分と約14分で差があり、混み具合によって変わると考えられます。待つ処理には上限を設け、時間内に終わらなくても同じ生成を送り直さないようにしています。
再試行しないための記録の残し方
動画生成は1回ごとに費用がかかるため、通信が途中で切れたときに自動で送り直すと、同じ動画に2回払うことがあります。今回は次のように記録を残し、結果が分からない生成は送り直さない作りにしました。
- 01送る前に、モデル・本文・計算した金額を書いた記録を作る
- 02送るときに一意のキー(Idempotency-Key)を付ける
- 03返ってきた request_id と status_url をすぐに保存する
- 04記録があって受付の控えがない生成は、送り直さずに状態を確かめる
同じ画像で作ったKling 3.0 Proとの違い
高地の畑の画像に同じ動きの指示を書き、Kling 3.0 ProとSeedance 2.5で比べました。Seedanceは「朝日が少しずつ強くなる」という指示どおりに光が暖かく変わり、手前の赤い実も最後まで画面に残りました。Klingはカメラが前へ進み、赤い実は途中で画面の外へ出ます。
一方で、Kling 3.0 Proは1920×1080の5秒で0.84ドル、Seedance 2.5は1280×720の5秒で約2.31ドルでした。今回の条件では、Seedanceは指示への沿い方が良く、Klingは解像度と費用で有利という結果です。
Seedanceの480pと720pの違い
ハンドドリップの画像は480pと720pで作りました。動きの付き方はほぼ同じで、480pは湯気や陶器の細部が柔らかくなります。費用は480pが720pの半分以下で、待ち時間も短く済みました。
動きの方向やカメラワークを確かめる段階では480pで作り、使うカットが決まってから720pで作り直すと費用を抑えられます。ただし同じ指示でも作り直すたびに動きは変わるので、480pで決めた動きがそのまま再現されるとは限りません。
Seedance APIを使う前に確認しておくこと
- 01どのサービス経由で使うか。料金・待ち時間・設定・利用規約はサービスごとに違う
- 02料金の単位。Seedanceは画面の大きさと秒数から計算するトークン単位
- 03音声を生成するかどうか
- 04待ち時間は数分から十数分。待つ処理に上限を設け、送り直さない
- 05作った動画の商用利用の条件を、使うサービスの利用規約で確かめる
生成した動画をつなぎ、文字や音を重ねる方法は「Remotionで動画を組み立てる」の記事にまとめています。
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