StepTimerの浮世絵風リール(48秒)
時間になると机の上を歩いて知らせる手のひらサイズのタイマー「StepTimer」を、江戸のからくり人形から紹介する48秒の縦型リールです。お茶を運ぶからくり人形の摺物と竹田のからくり芝居の絵を動かし、音の代わりに歩いて知らせる今のタイマーへつないでいます。
依頼を受けて制作したものではありません。FablessBridgeが公開情報をもとに自主制作した紹介動画です。製品名・画面・ロゴは各社のものです。
この動画について
前半の約16秒は、窪俊満ほかの摺物「からくり人形」と『摂津名所図会』の「竹田近江機捩戯場」を動かします。江戸の茶運び人形が客の前まで茶碗を運び、茶碗を取ると止まったこと、金属を使わず鯨のひげをばねにした木の仕掛けだったこと、1796年に日本で最初の機械の本がその作りを広めたことを英語のカードで伝えます。絵の上には架空のお茶タイマーの画面を置き、0:00 になると人形が踏み出します。後半はX版の2.4〜25.2秒を縦の画面に組み直し、ブザーも電子音もなく歩いて知らせる使い方を見せています。
- シリーズ
- 浮世絵版の製品紹介(自主制作)
- 製品
- StepTimer
- 動画
- 48秒・縦9:16
- 投稿先
動画で見せたこと
- お茶タイマーが 0:00 になってBEEPの文字に線が引かれる所で人形が台の上を踏み出し、音ではなく動きで知らせる仕組みを江戸のからくりに重ねました。
- 人形が踏み出す所に「Ocha dōzo! / お茶どうぞ!」、からくり芝居の客が沸く所に「Karakuri da! / からくりだ!」を置きました。
- つなぎでは「No buzzer. No beep. It just walks.」のカードで、茶を運んだ人形から机の上を歩くタイマーへ話を渡しました。
48秒の流れ
0〜8秒 からくり人形の摺物が動き、お茶タイマーが0:30から0:00まで進みます。BEEPに線が引かれてIT WALKSと足あとが出て、人形が踏み出す所で「Ocha dōzo! / お茶どうぞ!」が出ます。茶運び人形と鯨のひげのばねのことをカードで伝えます。
8〜16.1秒 竹田のからくり芝居の絵で操る人が動き、1796年の機械の本のことをカードで伝えます。客が手を上げて沸く所で「Karakuri da! / からくりだ!」が出ます。
15.9〜18.3秒 ブザーも電子音もなく歩いて知らせるというつなぎのカードが出ます。
18.4〜21.4秒 「Today?」に続けて、机の上を歩く手のひらサイズのタイマーだと示します。
21.4〜44.2秒 X版の2.4〜25.2秒を縦の窓で流し、同じ25分を計る場面からひねって始める操作、麺をゆでる時間を計る使い方までを見せます。
44.2〜48.2秒 製品のアイコンとKickstarterの案内、絵の出典を示して締めます。
表現で工夫したこと
からくり人形の摺物から作った6秒の動画は人形が片足ずつ台の上を踏み出したため、その一歩にタイマーの0:00と決め台詞をそろえました。竹田の芝居の絵は墨一色のまま操る人と客が動いたので、客が沸く山の秒に二つ目の決め台詞を置いています。お茶タイマーの画面は演出のための架空のもので、実在の機器の画面には似せていません。製品の区間は文字がもともと英語なので、左右に並んだ窓と小道具を上下に積み、見出しの折り返しだけを変えました。
使った絵と出典
- 窪俊満ほか『からくり人形』(摺物、1810年)
- Rijksmuseum(パブリックドメイン)
- 竹原春朝斎『摂津名所図会』「竹田近江機捩戯場」(1796〜98年)
- パブリックドメイン
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