絵コンテの各コマに書く情報|画角・動作・音・つなぎ
絵コンテに絵が並んでいても、何が動き、どんな音がし、次のカットへどうつながるかが書かれていないと、制作側の解釈が分かれます。各コマに必要な情報を揃えると、生成前でも確認できることが増えます。

絵コンテに絵が並んでいても、何が動き、どんな音がし、次のカットへどうつながるかが書かれていないと、制作側の解釈が分かれます。各コマに必要な情報を揃えると、生成前でも確認できることが増えます。
画角と見せる対象を決める
各コマには、どの対象をどの大きさで見せるかを書きます。「商品」だけでなく「商品の全体が入る正面」「ラベルが読める手元の寄り」のように、観客が見る情報を具体化します。
人物と商品が同じ画面にある場合は、どちらが中心かも決めます。表情を見せたいのか、操作を見せたいのかで必要な大きさが違います。画角の言葉に迷う場合は、画面に入れる範囲を直接書いても構いません。
動作には開始と終了を付ける
「受け渡し」とだけ書くのではなく、「開始:左の人物が箱を持つ」「終了:右の人物が受け取り、左の手が離れる」とします。途中で箱の持ち主が変わることが明確になります。
秒数は仮の配分として添えます。必要な動作が多すぎるなら、生成後に無理に詰める前にカットを分けます。文章上の秒数指定が、そのまま生成結果の時刻を保証するわけではありません。
音は種類と担当を分ける
台詞、環境音、効果音、音楽を別々に書きます。「音あり」では、何を生成へ含め、何を編集で足すのかが分かりません。声が必要なら話者と文章、効果音なら何の動きに合わせるかを残します。
説明用の例は「箱が机に着いた瞬間に小さな接触音」「台詞なし」「BGMは前のカットから継続」です。音の完成度を評価した例ではなく、担当とタイミングを共有する記入例です。
次のコマへ引き継ぐものを書く
同じ人物、商品、場所が続くなら、衣装、持ち手、向き、光の方向を確認します。前のカットで右を向いた人物が、次で正面を向くなら、その変化をどこで見せるのかを考えます。つなぎは画面効果の指定だけではありません。
「箱を持った状態を引き継ぐ」「音だけ次へ先に流す」のように、映像と音の接続を一行で残します。採用した参照画像がある場合は、その版もコマに対応させます。
一コマの記入例
- 01目的:説明用の記入例:箱が相手へ渡ったことを見せる
- 02画角:説明用の記入例:二人の胸から手元まで
- 03動作:説明用の記入例:左から右へ渡し、手が離れる
- 04音:説明用の記入例:台詞なし、衣擦れのみを検討
- 05終了・接続:説明用の記入例:右の人物が持ち、次は開封の寄りへ
全部を細かく埋めるより、判断が分かれそうな箇所を言葉にします。絵、動作、音、接続が同じ目的へ向いているかを確認してから、実際に使う入力へ分けていきましょう。
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