AI画像の日本語文字を評価する|誤字・改行・配置の採点表
日本語の文字が入った生成画像を比較する際は、文字が正しいこと、読めること、画面に収まることを別々に判定します。全体がきれいでも、日付や料金が一文字違えば用途を満たさない場合があります。ここではモデルの順位を付けず、同じ条件で確認するための採点表を用意します。

日本語の文字が入った生成画像を比較する際は、文字が正しいこと、読めること、画面に収まることを別々に判定します。全体がきれいでも、日付や料金が一文字違えば用途を満たさない場合があります。ここではモデルの順位を付けず、同じ条件で確認するための採点表を用意します。
正解の文字列と用途を先に固定する
未生成の課題例を「秋の体験会」「土曜日 14:00」「予約受付中」の三行とします。表記、空白、改行位置、数字、記号を正解データとして保存します。変更を許す場合は、何を許すかを先に書きます。後から見栄えのよい結果に合わせて正解を変えないようにします。
用途も、店頭ポスター、記事の見出し画像、スマートフォンの広告などへ固定します。小さな表示では読めない補足文を、拡大画面で読めたという理由だけで採用しません。比較素材は元の画像と、実際の使用サイズに近い表示の両方を確認します。
文字とレイアウトを別々に判定する
次の表は採点欄の設計例です。結果欄へ実際の観察を記入し、未確認を合格へ置き換えません。
- 01文字列:確認する内容:誤字、脱字、余分な文字、数字・記号の違い。判定欄の例:一致/不一致/判読不能
- 02字形:確認する内容:似た別字や不自然な線になっていないか。判定欄の例:問題なし/要確認
- 03改行:確認する内容:指定した行と順序になっているか。判定欄の例:一致/不一致
- 04配置:確認する内容:余白、中央寄せ、見切れ、他の物との重なり。判定欄の例:適合/不適合
- 05可読性:確認する内容:想定する表示サイズで読めるか。判定欄の例:読める/読めない/未確認
一つの総合点にまとめる場合も、必須条件の不一致を平均で隠さないようにします。日付が違う画像は、配色の評価が高くても、その用途では修正が必要です。
自動読み取りと目視を分けて残す
OCRを使う場合は、認識した文字列と目視の記録を分けます。機械が読めたから人にも読みやすいとは限らず、機械が読めなかった箇所が必ず誤字とも限りません。文字を拡大した画像と、全体の構図を両方残して確認します。
誤りの数を比べるなら、文字単位で数えるのか、行ごとの完全一致で数えるのかを先に決めます。小さな濁点、全角と半角、空白などの扱いも記録します。複数モデルの比較では、生成後に手直しした画像を無加工の出力と混ぜません。
結果は課題と試行数に限定して説明する
入力した全文、モデルと版、利用経路、画像サイズ、試行数、編集の有無を結果と一緒に載せます。短い三行の課題が合格でも、長い文章や別の書体まで同じ品質だとは判断できません。
制作記録では、用途によって画面内の文字に求める条件が異なる例があります。そのため採用基準は今回の媒体と目的へ合わせます。本稿の三行の画像はまだ生成しておらず、採点結果は空欄です。文字の正しさと画面としての使いやすさを分けることで、修正すべき箇所を具体化できます。
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